地震や水害、風害、火災等によって電気やガス、水道、通信といったライフラインが寸断した際には、防災対策としての家電(以降「防災家電」)が役立ちます。
本記事では、災害時に活躍する防災家電について、簡単に解説していきます。災害発生時もご自身や家族、職場の仲間の健康を守りたい方は、参考にしてください。
今、注目されている【ポータブル電源】をご紹介!
災害によって停電が起きている状況やコンセントがない場所でも防災家電を動かすためには、ポータブル電源があれば非常に役に立ちます。ポータブル電源とは、内部に大量の電気を蓄電し、場所を選ばず電化製品に給電できる機器を指します。
ポータブル電源は容量も様々な物が販売されており、大容量であればその分大きさも比例していくので、購入時にはどんな規模で使用するのかを定めておきたいところです。保管場所も屋外の物置なのか室内の押し入れなのか、車庫か車内かなど、もしもの時に「サッと持ち出せる場所で保管」が基本となります。
ただ、大容量であったとしても使用する機器の消費電力が高いか低いかも注意が必要です。貴重な電源な訳ですから。
●停電時の電力供給
災害時には停電が発生することが多く、電力の供給が停止することで日常的に使用している電気製品が使えなくなります。 ポータブル電源があれば、以下のような重要な機器を動作させることができます。
- スマートフォンやパソコン(連絡手段・情報収集)
- LEDランタンや懐中電灯(照明)
- 医療機器(酸素吸入器やCPAP装置など)
- 冷蔵庫や炊飯器(小型な物)
●費用面
容量によって価格が違ってきます。大容量/高機能なものはウン十万円もしますが、ある程度持ち運びが楽な小さな物なら数万円で販売されています。
繰り返しになりますが、家族構成や使用機器、使用日数によって機種選択も違ってきますので、購入前にご家族で災害に関する話の中で相談・検討されてみてはいかがでしょうか。
●まとめ
ポータブル電源は災害時のライフラインを支える重要な道具です。電力の復旧に時間がかかる地域や、医療機器を必要とする家庭では特に優先的に準備しておくべきアイテムと言えます。
信頼性の高いポータブル電源を選ぶ、事前にその使い方を確認しておくことをお勧めします!